石渡宏道のひとりごと 代表コラム
コンビニ業界のスクラップアンドビルドから学ぶ
最近、自宅近くの小さなコンビニが廃業したと思ったら、事務所のすぐ近くに大きなコンビニがオープンしました。
コンビニ業界のスクラップアンドビルドが身近に進んでいます。
コンビニのルーツは、昭和初期のアメリカにあるようです。
今の24時間営業体制は、戦後間もない昭和21年にセブンイレブンとしてスタートしています。
日本では、遅れること約30年前の昭和49年、東京都江東区にセブンイレブン豊洲店が第1号のコンビニとして誕生しています。
そこからのコンビニは、毎年2ケタの売上高の伸び率で成長し続けました。
しかし、どんな業種でも30年周期説にはかなわないようで、昨年くらいから、その成長はついに2%まで鈍化してきました。特に既存店売上高は、マイナス傾向が続いています。
しかしコンビニといえば、セブン&アイ・ホールディングの鈴木敏文会長に言わせれば、「商品やサービスを見直せば、まだ成長できる。店を出せば何処でも儲かった時代は終わった。少子高齢化という時代の変化による消費者の嗜好の変化に対応できていないという事実は認めていても、商品やサービスを見直せば、まだ成長できる。生鮮食品や女性に絞った店作りで顧客対象絞り込むのではなく、コンビニ本来の業務(原点回帰)に目を向ければ大きな可能性がある。」と言っています。
私見ですが、薬屋さんの本来業務は、病気を治す薬を売るのではなく、健康になるためのお手伝いをすることが本来業務であると思います。
引っ越し屋さんの本来業務は、荷物の移動ではなく生活の移動であると思います。
鈴木氏は、コンビニの本来業務は「狭い地域の消費者に利便性を提供することである」と強調しています。
翻って、我々の事業の本来業務をじっくり考えてみたい。外部環境の回復を願うことより、内部環境(即ち経営の実)を強い危機感持って充実させないと縮小均衡に陥ってしまうのではないか。
コンビニのスクラップアンドビルドから経営の原点を学びたいと思います。
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