石渡宏道のひとりごと 代表コラム

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企業の社会に対してその存在理由 〜CSRの取組み〜

最近、企業の経営陣が、深々と頭を下げている報道をよく見かけます。

頭を下げるだけですめばよいのですが、市場から退場する羽目になる企業も続出しています。おそらく20~30年前にはあまり見かけなかった光景です。

企業の不祥事は昔はなかったのでしょうか。
否、昔は潜在化していただけで公害問題等生死にかかわること以外、ほとんど表面化しなかっただけであるかと思います。

なぜ今、耐震偽造、食品の産地偽造、架空取引、リコール隠し、個人情報漏洩等の諸問題が顕在化してきたのでしょうか。

それは経済のグローバル化に伴い、規制緩和の推進、コンプライアンスの遵守、情報公開の促進等の時代背景によるところが大きいのかと思います。不祥事は、あらゆる企業に発生する可能性があります。

今、企業は社会に対してその存在理由が問われているのです。

社会に対して応えるためには、今までの損得中心から、善悪中心の発想で企業経営に取り組まなければ、市場の厳しい監視にさらされるわけです。これはまさに企業経営が健全な方向で継続しなければならないことを意味します。

そこで今、話題になっているキーワードがCSR(Corporate Social Responsibility=「企業の社会的責任」) です。このCSRは企業経営をステークホルダー(利害関係者)の視点で捉え直すことであり、お客様だけでなくあらゆる利害関係者の満足を実現することであります。
さらには責任を果たすだけという消極的なスタンスでなく、組織全体でCSRを実現するという姿勢と、企業価値を高めるという積極的な姿勢が必要です。

CSRは企業規模の大小を問うものではありません。他人を一人でも雇用すれば、その時から企業は社会的公器となります。すべての企業がこのCSRに取り組んで企業価値の向上に努めるべきであると考えます

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過去のコラム

更新月 タイトル
2010年7月 天使の歌声
2010年6月 リーダーシップの本質
2010年5月 仏師 石渡康運
2010年4月 トヨタの危機
2010年3月 増税議論と為政者の責任
2010年2月 日本航空
2010年1月 新春にあたり
2009年12月 平成維新
2009年11月 モラトリアム
2009年10月 見える化
2009年9月 資産づくりを応援します
2009年8月 音楽の贈り物
2009年7月 朝礼で一日の活力を得る
2009年6月 横浜開港150周年
2009年5月 比叡山延暦寺
2009年4月 資産の運用、管理、保守
2009年3月 監査役の勇気
2009年2月 ヒトが財産
2009年1月 統合の思想
2008年12月 二兆円の定額給付
2008年11月 東アジアの時代
2008年10月 倒産
2008年9月 鶴見の歴史
2008年8月 偽装問題
2008年7月 学会
2008年6月 古都鎌倉
2008年5月 長寿社会の医療問題
2008年4月 熱い夏
2008年3月 地球温暖化問題
2008年2月 課題の解決
2008年1月 組織の品格
2007年12月 司馬温公の教え
2007年11月 自己革新と組織革新
2007年10月 金融商品取引法に際して
2007年9月 残暑お見舞い申し上げます ~2007年夏~
2007年8月 偽装事件から内部統制の必要性をみる
2007年7月 定年退職後 〜マネープランを立てる〜
2007年6月 2回目 定年退職後 〜セカンドライフの充実〜
2007年6月 企業の社会に対してその存在理由 〜CSRの取組み〜
2007年5月 今年の申告から特に気になったこと
2007年4月 横浜の活性化のために
2007年3月 寒中お見舞い申し上げます
2007年2月 昨年の流行語大賞
2007年1月 激動の2006年 そして2007年へ
2006年12月 横浜商工会議所の2号議員に就任しました
2006年11月 新会社法の私的見解
2006年10月 コンビニ業界のスクラップアンドビルドから学ぶ
2006年9月 残暑お見舞い申し上げます