石渡宏道のひとりごと 代表コラム
定年退職後 〜マネープランを立てる〜
昨今、社会保障関係のトラブルが続出しています。
しかし、国の無策を嘆いているだけでなく、自らが自らの身を守らなければならない状況にきていると思っています。
先月号で、豊かで不安のないセカンドライフを過ごすためのご提案をしました。
今月号はそのためには、如何にしっかりとした「マネープランを立てるか」についてお話いたします。
まずはハッピーリタイアの時期を何年後に設定するか、という点が最重要課題です。健康状態・家族状況・仕事上の立場等の諸事情があるので、何歳でリタイアするかというのは人様々です。
年限が決まったら、それに向かって次のような流れでマネープランを立てることをお薦めします。
準備は早ければ早いほど確実なものになります。
先ずは自分の資産と負債の再点検をします。定期預金、外貨、MMF、国債、株式、ゴルフ会員権、不動産等を現在価値に直して評価します。
忘れてはいけないのが、住宅ローン等の負債の存在です。バランスシートに書き出して見るとわかり易いでしょう。
「総務省家計調査」によると、世帯主が60歳以上の日本の世帯の平均貯蓄高は2400万円だそうです。
安心したセカンドライフには貯蓄が不可欠です。そのためには次のような点の再点検が必要です。
一つ目は生命保険の見直しです。
外交員に勧められるままに加入して、保障内容はよく把握していないケースが多いです。終身保険、定期保険、養老保険等の保険の特性を確認すると共に、年代に合わせた保障内容の見直しが肝要です。
二つ目は今問題になっている年金点検です。
公的年金の給付カット、支給開始年齢の繰上げ等に対する不安は増大しています。公的年金だけでは不十分だと感じる人は、個人年金保険でカバーする必要があります。
三つ目は資産の運用です。
預貯金だけに頼っていては資産は増加しないのが現状です。資産に余裕のある人は、一部を株式、投資信託、外貨などで運用する方法も検討の価値があると思います。しかし、注意点は生活資金まで運用の対象にしてはならないことです。あくまでも余裕資金の範囲内での運用に心がけることが大切です。
このほかにも、資産運用は不動産投資(アパート経営等)、リバースモゲージ(自宅や土地を担保にして、地方自治体や金融機関から融資を受けるシステム)等がありますが、ハイリターンはハイリスクがあることを肝に銘じて運用することをお勧めします。
「しっかりとしたマネープラン」が、豊かで不安のないセカンドライフを創造してくれるものと信じています。
過去のコラム
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| 2010年3月 | 増税議論と為政者の責任 |
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| 2009年6月 | 横浜開港150周年 |
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| 2009年3月 | 監査役の勇気 |
| 2009年2月 | ヒトが財産 |
| 2009年1月 | 統合の思想 |
| 2008年12月 | 二兆円の定額給付 |
| 2008年11月 | 東アジアの時代 |
| 2008年10月 | 倒産 |
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| 2008年8月 | 偽装問題 |
| 2008年7月 | 学会 |
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| 2008年5月 | 長寿社会の医療問題 |
| 2008年4月 | 熱い夏 |
| 2008年3月 | 地球温暖化問題 |
| 2008年2月 | 課題の解決 |
| 2008年1月 | 組織の品格 |
| 2007年12月 | 司馬温公の教え |
| 2007年11月 | 自己革新と組織革新 |
| 2007年10月 | 金融商品取引法に際して |
| 2007年9月 | 残暑お見舞い申し上げます ~2007年夏~ |
| 2007年8月 | 偽装事件から内部統制の必要性をみる |
| 2007年7月 | 定年退職後 〜マネープランを立てる〜 |
| 2007年6月 2回目 | 定年退職後 〜セカンドライフの充実〜 |
| 2007年6月 | 企業の社会に対してその存在理由 〜CSRの取組み〜 |
| 2007年5月 | 今年の申告から特に気になったこと |
| 2007年4月 | 横浜の活性化のために |
| 2007年3月 | 寒中お見舞い申し上げます |
| 2007年2月 | 昨年の流行語大賞 |
| 2007年1月 | 激動の2006年 そして2007年へ |
| 2006年12月 | 横浜商工会議所の2号議員に就任しました |
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