代表コラム 2012年2月

改めて災害に「備える」

2012年元旦早々にマグニチュード7の大きな地震が関東・東北地方にありました。年が明けても昨年の東日本大震災を忘れるなという自然からの警告のような気がいたしました。
世界の地震の一割は日本で起きていると言われるくらい地震大国の日本、いついかなる場所でも地震の起こる可能性があります。ことが起きてから動き始めても管政権のようにすべてが後手後手で被害は大きくなるばかりです。

昨年被災地である石巻の友人に、危機回避は普段からの「備え」が肝心であると教えられました。危機が起きた後に大変だと騒いでも始まりません。日頃からやるべきことを地道にコツコツとやっておくことが最大のリスク回避なのです。
新年にあたり改めて地震に「備える」リスク戦略を考えておく必要性を感じています。

地震が発生して最初に気をつけることは身の安全。地震発生直後、慌てて建物から外に出ると危険度が増え、特にビルが乱立している首都圏ではガラスの破損による事故に遭う可能性があります。
地震が起きたらまずは周囲の様子を確認し落ち着いて行動しなければなりません。
また地震による火災も懸念されます。関東大震災、阪神淡路大震災で経験したように、住宅が密集している所での火災の発生は致命傷です。関東大震災で火災から逃れるために隅田川へ飛び込み、命を落とされた方の悲惨な話は他人ごとではありません。消火器等火災対策も最重要課題でしょう。

緊急対策にめどがついたら次は家族や職場の人間等との安否確認が必要でしょう。3月11日、当社も外出先の若いスタッフと連絡が取れず相当に気をもみました。このことで携帯電話の限界を知り、地震に強い電話対策が急務であると痛感しております。
また普段快適な文化生活の中で忘れていた電気の大切さに気付かされました。生活のほとんどが電気に頼っており、電気が供給されなくなると明りが消えるだけでなく暖も取れず、自動洗浄のトイレにあっては水を流すこともできません。小型発電装置、乾電池等の準備も必要です。
さらに電気の消えた町に出てコンビニで食糧を調達しようとしても、行列が出来ていてなかなか買えない、レジも稼働しないので物があっても手に入れることができません。食糧・水の備蓄も日頃から欠かせない備えです。
その他交通網の遮断、物流の停止等に伴う生活の停滞、パニックの発生など地震のリスク戦略は数限りなくありますが、災害は何時も想定を超えてやってくるものだと再認識し、改めて、普段からの「備え」に万全を期しておきたいと思います。

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