2008年 3月

修繕費と資本的支出について

建物・車両などが調子悪くなり修理をしたときに、修繕費として経費になるのか、それとも資産に計上(資本的支出)して減価償却を通じて経費にするのかと迷われることがあると思います。

そこで今回は、修繕費と資本的支出の基本的な考え方と双方の簡易的な判定方法をご紹介します。



修繕費とは?

今までと同様に使用するために支出する、修理・維持管理・原状回復費用等をいいます。

<例>
建物の塗装を塗り直すことや建物の損壊分の補修に要した費用
建物の移えい、移築に要した費用または機械装置の移設に要した費用



資本的支出とは?

その資産の使用可能期間を延長させたり、またはその資産の価値を増加させたりするために支出した金額をいいます。
つまり、これは修理というより改良・改装等という言葉が合うものと考えてください。

<例>
建物の避難階段取付のように物理的に付加した部分にかかる金額
用途変更のための模様替えのように改装・改造に要した費用
機械の部分品を取り替えることにより品質、性能をアップさせる費用


上記の考え方を加味した上で、下記のフローチャート(形式基準)を判断する時の材料としてご活用ください。
*注…細かい規定もありますので、監査担当者もしくはアイ・パートナーズまでお問い合わせください



修繕費・資本的支出の簡易判定表 (法人税法・所得税法基本通達より)


<注意>

この表で得た結果は参考にとどめて頂き、その詳細については必ず担当者までご確認の上経理処理して下さい。