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いまさらながらの投資入門 ~ 守るべき3つの約束
投資をしなければ損をする世界
少し古い話になります。サブプライム問題に端を発し、リーマン・ショックが追い打ちをかけた世界同時株安に沈んだ2008年10月。日経平均株価の月間下落率が23.8%と過去最大を記録する中、ネット証券の口座開設数が急増したというニュースが流れました。
それは、株安を好機と捉えた個人投資家の姿。もはや日本人の投資意識は、一昔前とは違うのだと感じた瞬間です。
時は流れ2010年。投資環境が決して良いとは言えない現在でも、書店の棚には個人向けの投資関連書籍が賑わいを続け、投資の世界への「誘い水」には事欠きません。巷間には輝かしいサクセスストーリーがあふれ、果ては「投資しないリスク」なることまで語られるようになりました。
投資をしなければ損をしてしまうのだ、と。
投資をしない理由は「余裕資金がない」「投資知識がない」
いっぽうで、投資はしないという人たちもいます。
ある調査会社のアンケートによれば、投資をしない主な理由は「余裕資金がない」「投資知識がない」なのだそうです。
これを消極的意見だと斬って捨てることもできます。
しかし、この回答の中には「大事な答え」が隠れています。
投資の世界に飛び込むか否かを決断するポイントは何か。
そして、飛びこんだのであれば、投資の世界で生き延びるコツは何か。
その答えが隠れています。
ポイントは3つだけ
3つのポイントを掲げます。これは投資の世界に身を置くのであれば、守るべき約束事と言えます。そして、この約束事が守れなければ投資に手を出すべきではないと言い換えることもできます。
1・そもそもの投資目的を忘れない
2・理解ができない投資はしない
3・判断のルールを決めて守る
「なーんだ、そんなことか」と思われるでしょう。そう、シンプルなことなのです。でも、それができないから、投資の世界で思わぬ「ケガ」を負うことになるのです。
ポイント1 そもそもの投資目的を忘れない
なぜ投資をしようと考えたのでしょう。
教育資金や住宅資金、老後資金の準備、お小遣い稼ぎなどなど。投資の目的は人それぞれ、また時期によりさまざまです。その目的に合わせ、投資の方法を思案するのが正道です。
10年後、夢のマイホーム購入に向けて1,000万円をコツコツ貯めたい。そのような目的であれば、相対的に手堅い資産配分、商品選びとなるでしょう。
これが投資の過程で隣の芝の青さに目を奪われ、FXや株式投資に手を出していたのでは、コツコツ1,000万円の達成はおぼつきません。マイホーム購入という目的をブラさなければ、リスクが高い投資方法に手を出すようなことはないはずです。
投資の目的を忘れない、とういうことは、3つのポイントの中でも最も大事なポイントです。
ポイント2 理解ができない投資はしない
今日、投資の世界はその難解さを深めるばかりです。世の中のしくみが複雑化し続けていること、付随して多種多様なニーズが生まれ続けていること。そのような背景の中で、投資方法と投資商品はその数を増し、巧妙さを増しています。
あざやかな販促ツールとセールストークに彩られた投資商品を前に私たちは悩み、迷うことになります。
商品の内容は良く分からないけれど、時代の流行りを捉えたという商品は、機能的で魅力的に見えるものです。
でも、ここはその購入を思いとどまる必要があります。
たとえば購入後、不測の事態が起きた場合にどうするか。商品の内容・特性などについてあまりにも理解が不足すると、思うように処分ができません。理解していなければ処分のタイミングを見誤ることがあります。
自分に理解できる範囲で、投資方法や投資商品を決めること。真に「リスクを取る」とはそういうことです。
ポイント3 判断のルールを決めて守る
投資を実行する前に、「判断のルール」を持つ必要があります。
投資の実行前と言うのは、自らが冷静であるときにという意味での時期を指しています。
判断のルールとして、たとえば株式投資における損切りのケース。購入金額から30%下落したら何があっても売却する、そういう判断水準を持つということです。損失の巻き返しに我を忘れて熱くなり、当初の予定資金を超えてナンピンを入れているようでは、それは投資ではなく、「投機」だと言えます。
投資の目的に沿った判断水準・ルールを定め、目的達成のためにそのルールを守り続けること。簡単なようでいて最も難しいポイントかもしれません。
投資をするもしないも
ポイントを3つお話ししました。
そこには難しい理論やテクニックの話はなく、むしろ「気構え」といえるものです。このような気構えなく理論やテクニックにすがると、相場に振り回され、日々の一喜一憂に苦しむことになります。
理論やテクニックは他人が補えます。ただし、気構えにはじまり、投資をするかしないかの意思決定までは他人に頼るものではないでしょう。自分が行った投資の責任を他人が負ってはくれないからです。
自身の気構え(考え方)をしっかり持って投資と向き合う。投資が身近になった今だからこそ、投資をするにしても、しないにしても、現在を暮らす私たちに必要な姿勢だと感じます。
投資について、グループでお手伝いいたします
アイ・パートナーズ グループでは多数のIFA※を擁し、IFAがお客様と一緒になって投資について考えます。
投資実行を決めれば、資産配分、商品選び、商品購入とその後のフォローまですべてのプロセスをお客様と共有します。
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※IFAとは独立系フィナンシャルアドバイザーのことを言います。
特定企業に属さず、独立・中立の立場で投資家の方々の資産形成をサポートする金融の専門家です。







